餃子の盛り付けは『焼き面』が上?
2009年 03月 25日
なので当然のごとく「ひだ上」でお皿に盛り付けたところ、
「それはないよ」というブーイングが。
まさか!?と思いつつ家にあった料理本をめくってみると、
半分がひだ上、そしてもう半分は焼き面が上(苦笑)。
そこでグーグルの画像検索やクックパッドの投稿写真をチェックしてみると
…確かに、ほとんどが焼き面を上にしている。
けれど我が家ではずっと、ひだが上だった。
うぬぬ…ちょっとくやしい。
「餃子は焼き面が上」っていうのはホントにホントに全国区でメジャーなのか?
ということで、書店で料理本を手当たり次第チェックしてみた。
するとこんな結果になった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ひだが上 :1
焼き面が上:7
ひだ上・焼き面上が半分ずつ:2
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
うう、10冊中7冊…焼き面上が優勢である。
そこで今度は各地方出身の友人に聞いてみた。
すると2人を除いて全員が「焼き面が上」という結果に。
そして2人の回答は
「どっちだか気にしたことがない」と
「ホットプレートで焼いて、お皿に盛らずにそのまま食べる」というもので、
「ひだが上」という答えは誰からも返ってこなかった。
「焼き面が上」がホントにホントに全国区でメジャーなのはわかった。
けれどスーパーでも餃子屋さんのチルドパックでも、焼く前はひだが上。
ではなぜ、盛り付けると『焼き面』が上になるのか。
「焼き面が上」と答えてくれた友人たちに、その理由を聞いてみたところ、
まず上がったのは「盛り付け方」が原因だという声だった。
「フライパンに餃子を敷きつめて焼き、焼き上がったら裏返したお皿を載せる。
そしてフライパンごとひっくり返して盛り付ける」というやり方。
この方法は「イッキに盛り付けられる」
「フライ返しがいらない→餃子の底の皮に傷がつかない」
「テレビでプロがやっててかっこ良かった」という理由でメジャーなようだ。
けれどそれより遥かに多かった意見、それは
「おいしそうに見えるから」というもの。
フライ返しでお皿に少しずつ盛るにしても焼き面は必ず上だという意見もあった。
中国四千年の歴史が生んだ美味、餃子。
その包み方も焼き方も、大事なのは結局「見た目」のようです。
[豪勢な食卓。手前の餃子は焼き面を上に盛り付けてみました。]